高梁市議会 > 2008-12-12 >
12月12日-05号

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  1. 高梁市議会 2008-12-12
    12月12日-05号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
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    平成20年第6回12月定例会        平成20年第6回高梁市議会(定例)会議録(第5号) 平成20年12月12日(金曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 市長の所信表明に対する質疑第2 議案質疑第3 請願の上程第4 委員会付託            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 市長の所信表明に対する質疑日程第2 議案質疑日程第3 請願の上程     請願第13号 有害鳥獣から農作物を守る対策強化を求める請願     請願第14号 国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し、地域医療国立病院の充実を求める請願書     請願第15号 介護保険制度の見直しと改善を求める請願書     請願第16号 ミニマムアクセス米の輸入中止を求める請願書     請願第17号 消費税の増税反対に関する請願日程第4 委員会付託            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  森  田  仲  一 君          2番  宮  田  好  夫 君3番  大  森  一  生 君          4番  内  田  大  治 君5番  小  林  重  樹 君          6番  倉  野  嗣  雄 君7番  柳  井  正  昭 君          8番  丸  山  茂  紀 君9番  植  田  二  郎 君          10番  長  江  和  幸 君11番  細  川  繁  信 君          12番  田  島     肇 君13番  宮  田  公  人 君          14番  川  上  博  司 君15番  田  中  広  二 君          16番  三  谷     實 君17番  三  上  孝  子 君          18番  大  月  健  一 君19番  妹  尾  直  言 君          20番  村  上  信  吾 君21番  難  波  英  夫 君          22番  山  縣  喜  義 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     安 本 基 寛          次長       川 上 昭 子次長       竹 並 信 二          主事       亀 山 智 弘            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      総務部長    川 上 一 夫 君  産業経済部長  小 物 義 明 君      市民生活部長  小見山   寛 君  病院事務長   黒 川 康 司 君      有漢地域局長  土 岐 康 夫 君  成羽地域局長  佐 野 金 司 君      川上地域局長  三 村   潔 君  備中地域局長  藤 井 和 夫 君      会計管理者   赤 木   清 君  総務課長    藤 澤 政 裕 君〔教育委員会〕  教育長     平 田   守 君      教育次長    森 下   薫 君〔消  防〕  消防長     横 山 康 治 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(山縣喜義君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、ただいまより平成20年第6回高梁市議会(定例)第5日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いをいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 市長の所信表明に対する質疑 ○議長(山縣喜義君) まず、日程第1、市長の所信表明に対する質疑であります。 市長の所信表明に対する御質疑がございましたら、お願いをいたします。 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 21番難波英夫であります。 市長の所信表明に対する質疑をさせていただきます。 まず、市民と自治体とをめぐる情勢の認識についてであります。 このことにつきましては、的確な情勢の分析、認識ということが政策づくりの土台になると思うのであります。その点で、市長の所信表明ではほとんど核心に触れられていないのではないかと思われるんです。世界的な金融危機の問題は取り上げられておりますけれども、日本の政治の状況など核心部分には触れられていないと思います。 今日の地方政治地域社会の衰退ということ、また市民の暮らし、福祉が踏みにじられておるという根本的な原因、いわゆる続けられております自公政治、とりわけ小泉内閣以降の構造改革路線によります福祉や教育の補助金、また地方交付税の一方的な削減ということで自治体の財政に大きな困難をもたらしておるところであります。お年寄りに冷たい後期高齢者医療制度、また郵政の民営化によるサービスの低下を来していることなど、また雇用促進住宅の廃止をしていくという問題、さらには障害者への負担が強められている障害者自立支援法というようなことが強行されている。また、派遣労働、このことが今大きな問題になっておるわけでありますが、派遣労働などについてのルールがない、そういう労働法制がつくられてきたということなど、すべて国の政治、このことが自治体と市民の暮らしを大きく直撃をしているというこの現状をしっかり認識をしていくことが要るのではないかと思うわけであります。このことを抜きにして市政の方向というのは語れないのではないかというふうに思います。その点で、こういうことについての市長のお考えを伺いたいと思います。 また、市民の負担がふえている問題、社会保障制度の切り捨てとか、自治体への交付税の削減、こういうことを進めている国の施策に対してきちんと物を言い、悪い政治から市民の暮らしを守るという、そういう姿勢、立場にきちんと立たれることが必要ではないかと思います。困難な中でも高梁市政を進めていく、市としての独自の市民本位の施策、こういったことをしっかり進めていくという、そういう姿勢が必要ではないかと思います。そういうことによって、市政の主人公は市民であるという市長の所信表明が5ページにありますが、生きてくるというふうに私は思うわけでございますが、その点での市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 皆さんおはようございます。 それでは、先ほどの難波議員さんの御質問に対しましてお答えをさせていただきたいと思います。 まず、国政に対する認識ということでございます。これはもう私も毎日報道、それからその他の情報等でも認識をさせていただいておりますが、国政が今どうなるかわからないといった情勢でございます。ただ、国政のほうで定められたことに関しましては民主主義のルールでございますので、従っていかせていただくというのが原則だろうと思っております。それから、国政云々ではなく、今地方分権ということも求められているわけでございますので、地方独自のことができるような、そういった体力をつけていく、これも今求められているんだろうと、このように思っております。 したがいまして、国の施策、これについても、これはいい悪いの判断はさせていただきながら、物申すときには物申していきたいと思っておりますし、それには市長会等もございます。そこでも発言をさせていただき主張してまいりたいと思っておりますが、それにも増して、この高梁市の体力をつけると、つけなければならないということも非常に重要なことであるという認識もいたしております。そういう意味からも、当然今おっしゃいました主役は市民であるというのはもう当然の考えでございます。そのために職員がどうあるべきか、どのような気持ちでいればいいのか、そこら辺をいま一度考え直して認識を新たにし、この高梁市が地方分権の中で生き残れる、そういった方策を目指していきたいと、このように考えておるところでございます。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 市長の言われることによると、国で決めたものはそれに逆らえないというようなことでありますけれど、国の決める方向が国民いじめになっている、また地方自治体いじめになっている、そういうことを見過ごしておくというわけにはいかないんじゃないかと。私はそういう点で市政をつかさどっていく、またそういう中心のところに座っておられる市長がしっかりとそのことに目を向けて、やはりそういった国の動向に対して市民いじめになるようならストップをかけていく、物を言っていく、そういう姿勢をはっきりと持たれるべきだというふうに思うんです。確かに機会を通じてとか言われておりますけれど、しかしもう少し積極的な姿勢でその辺をやっていかないと、市民の暮らしを本当に守っていくことはできないのではないかというふうに思うんですが、再度答弁をお願いします。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 御提言ということで承っておきたいと思います。まだ十分、経験も浅いということもございますが、今御提言をいただきましたことをこれから胸に秘めて、今後そういった場において十分しっかりと発言ができるようにしてまいります。強い気持ちでそれに臨ませていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(山縣喜義君) ほかにございませんか。 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 市長の所信表明のレジュメの4ページでございまして、中段に観光政策について述べられております。高梁市の歴史、伝統、文化や自然などの豊かなさまざまな資源を生かすとともに、新たな資源発掘にも積極的に取り組みます。このため私自身が先頭に立って全市一体観光戦略立て直しを行い、必要なところには民間資金の導入も視野に入れながら、もう一度訪れてみたくなる高梁の構築に取り組んでまいりますと述べられました。 この中でちょっとお尋ねをするんですけれども、全市一体観光戦略立て直しについては具体的にどのような構想を考えられているのか。以前これは6月議会で前市長に言ったんですけれど、今総社市がやっております総社市観光プロジェクト、今までの観光戦略を大幅に見直しまして、市内の観光関係方々プラス外部の識者の目を入れた観光プロジェクトというのを片岡市長は考えられて、今実際にスタートをされているということで以前私も勉強に行ったんですけれども、そういうイメージを考えられておるのか、それとも今、観光協会がそれぞればらばらにありますけれども、そういった観光協会を一つにまとめた一つの高梁という観光戦略を考えられてるのか、まずそれを1点お尋ねしたいと思います。 そして、先ほど言われた必要なところには民間資金の導入も視野に入れながらという、この民間資金とはどういうイメージなのか、もし答えられればお答えいただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 観光戦略でございます。 高梁市の、また違った面での重要な戦略としましては観光施策があるというふうに考えておりまして、私自身先頭に立ってということでここに掲げさせていただいております。高梁市は非常にさまざまな資源、そういったものを有しておるというのはもう御承知のとおりでございまして、改めまして私は全市を見直す中で、こういう資源ごとにゾーン分け、また連携をさせていく必要があるということで考えております。構想としてここをこうするというまでは今まとめておるところではございませんが、大まかにゾーンというものを分けていって、そのゾーンごとに今までのような点でなくて、もう少し広い面的なもので考えていきたいなというふうなことを今想定をいたしておるところでございます。その想定のもとに知恵を働かせながらどういった取り組みができるかと。 また、民間資金と申しましたが、大企業等の民間資金ということでなく、市民の皆さん、そういった方の力を入れていくということでございまして、そこには例えば市外からでも結構でございますが、何かこういうところでお店を開きたいんだとか、そういったことの支援をいただきたいなというふうなことを考えておるところでございます。 いずれにしましても、こういった戦略を練るに当たりましては、観光協会の一体化といったことは私は必要不可欠であろうと考えております。これにつきましては、観光協会の統一に向けてこれから進めるようにということで原課のほうにも指示をいたしておりますし、そのような方向で進めてまいりたいというふうに思っております。 また、内閣府におかれまして地域活性化伝道師ということで制度が設けられております。この伝道師の方はいろんなジャンルの方がいらっしゃいまして、旅行のエージェントの方もいらっしゃいますし、学識経験の方もいらっしゃいますが、そういった方のお話を私も何度か聞かせていただきました。そういった外部の方のお話というのは、非常に貴重なものがございます。私も高梁におりますので高梁のことはわかっているつもりでございますが、それは外部から見ると全然違うと。小林教授のお話で、ここはこう見るんですねというところもございましたので、そういった意見というのは非常に貴重だと思っております。ただ、委員会組織にするかどうかは別にいたしまして、そういう意見を聞く、そういう場は積極的に設けていきたいと、このように考えております。よろしくお願いをいたします。 ○議長(山縣喜義君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 大まかでありますけれど、近藤市長近藤カラーというべき観光戦略でリーダーシップを発揮していただけたらと思います。 同じ市長所信の4ページ目に、3点目の高梁市政を変えるという戦略の大きな柱であります行財政改革、行政の無駄を一掃して歳入をふやす努力を行うということで、特に市長が言われているのは市が保有している施設のあり方、また不要不急な土地、施設の売り払いを進め、行政のスリム化を図るということを言われております。これは12月の県民ガイドの市長のインタビューでもそのあたりを指摘されてまして、合併して箱物施設が非常に多くある、果たしてこのままの運営状況でいいのかどうか検証する必要があるだろうと。不必要なものとか、同じような施設が近くにあったり、他に転用できる施設があれば即刻手を打つ、そこから経費の削減も可能だと言われておりますが、具体的に市長のイメージとして不要な土地を整理するにはこのようにするとか、あと類似施設をどのように統合するとか、そういうお考えが今示されるんであれば、お答えをいただきたいと思います。 あと、行財政改革の中で市長みずからが身を削られてるということ、また副市長を1人にされてるということで、まだ副市長は決められておりませんけれども、行政のスリム化を図るというふうに言われておりますが、県民ガイドインタビューの中で、その後さらに市全体の職員数の削減も考える。高梁は類似自治体に比べ2倍近い。ただ、市域の激しいアップダウン地域では単純比較はできないものの、それでも多過ぎると踏み込んで言われております。これから行財政改革大綱を見直すということでございますから、その辺についても職員の給与、また職員の削減について踏み込んでいかれるのか、そのあたりについてお考えがあればお答えをいただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 行政の機能、無駄を一掃するということでございます。 さまざまな施設が市内にはございます。実際歩いてみて、まだまだあるんだろうというふうに思っておりますが、土地にいたしましても非常にたくさんの市有の土地がございます。そういったところが例えば分譲宅地に転用できないか、そういったことも検討する必要があると思っております。また、施設につきましてはほとんど使っていない施設といったものも実際あるわけでございます。固有名詞のほうはちょっと3月の議会、予算の中でお示しさせていただくようになるかと思いますが、そういったのをもう一度検証し、本当にこの施設はお金をかけて維持しなければいけないのか、そういったことを一度検証し直すようにという指示を今させていただいております。その中でおのずと答えは出てくるんであろうと思っております。 それから、職員、人件費の関係でございますが、確かに類似団体と呼ばれるとこと比べますと非常に多うございます。ただ、類似団体ですからほぼ機能的には似てるわけでございますが、こういった高梁市のような中山間地域という条件でいきますと、必ずしも類似団体類似団体になり得ていないというところもございますので、そこら辺は何ぼか考慮が要るというふうに考えております。ただ、今の行財政改革で削減を見込んでおる人数156人よりもさらにこれは踏み込んでいく必要はあると、そのようにしていきたいと、このように思っております。 ○議長(山縣喜義君) ほかにございませんか。 三上孝子さん。
    ◆17番(三上孝子君) 幾つかのことについてお尋ねをしたいというふうに思います。 1ページの終わりのころにあります職員の意識改革、これも議論になったところですけれども、意識改革の中身、これが非常に重要な問題であるというふうに思うわけです。基本的なことなんですけれども、市政と市民の役割、これは私の一般質問でも申しましたけれども、もちろん市長も言われましたように、憲法や地方自治法に定められているようにやはり市民の暮らし、福祉、教育、こういうものを守り、そして向上させていく、それは市民に対して職員が全体の奉仕者としての役割をしっかり発揮をすること、そして市の職員がそういうことを通じて自治体労働者としての喜び、働く意欲、総意が私は生まれてくるというふうに思うんです。ですから、公務労働の役割を規定している憲法、そうしたものをしっかりと市政の中に生かしていく、重要なことではないかというふうに思うんです。私はいま一度このことをしっかり学び、そのもとで意識改革、そういうものをしていく大きなもとになるものだというふうに確信をするんですけれども、このあたりでの市長の見解をお尋ねしておきたいというふうに思います。 それから、そうした中で公務員の賃金の問題が非常に議論をされてきたところでございます。私は高ければ高いほどよい、こういうことであるとは決して思っておりませんけれども、しかし今公務員への攻撃、こういうものがやられてきておりますけれども、私はその本当のねらいっていうのは3つあるというふうに考えております。これは私ども日本共産党として発表をさせていただいているところなんです。 1つ目は、官民分断で賃下げ競争をさせる。こういう国とか地方の財政の悪化の原因は、大企業に対する大減税であったりとか、無駄な公共事業の問題とか、それから軍事費の問題、こういうふうなやはり失政と言ったほうがいいと思うんですけれども、そのツケを殊さら公務員の人件費が多いからだというように宣伝をする。あるいは、一部の本当に不届きな公務員がいろんな問題を起こす、それがあたかも全体の公務員が起こした、公務員ならだれでもこういうことをやるんだというようなごとく宣伝がされるわけです。ですから、結局国民と公共の職場で働く労働者とを対立関係に持っていくようにして分断を図っていく、それで結局官民の賃下げ、いわゆる人件費を民間も公務員もどんどんと賃下げをしていく、そういう民間労働者の賃下げにも連動していくような、そういうものをねらっているんだということをしっかりと見抜かなければならないのではないかというふうに私は思うんです。 2つ目には、国の言うままになる自治体、公務員づくり。補助金とか交付金、そういうものを人質にしながら自治体に対して住民サービスに直結する福祉であったりとか教育、こういうふうなところを次々と民営化していったり、それから事務事業、こういうものを民営化していく、それから徴税をどんどん強化をしていく、そういうふうなことになって本当に何にも言えないような公務員をつくって、何でも言うことを聞く、そういう公務員づくり、こういうものがやはりねらわれているんではないかというふうに思います。 3つ目には、市民サービスの低下。特に増税というんですか、公務員の賃金が高いから税金も上がっていかにゃあいけんのんじゃというふうなことで、公務員の賃金を削っていくというんですか、公務員にも痛みを負わせるんだから、今度は国民の皆さん、皆さんも増税を我慢せんといけませんよというふうな、そういうねらいがあるということをきちっと見抜いていく必要があるというふうに私は思うんです。 だからこそ、所信表明の下段ににありますように、職員の考えや仕事内容を共有しお互いの立場を理解し合えるような仕組みが必要ではないかと思いますというその言葉の中に、今申しましたような、こういうものが貫かれていくことによって、私は本当に市民に奉仕する、そういう立場での公務員づくりができるのではないかというふうに思うんですけれども、市長の見解をお尋ねをいたします。 そして2点目には、2ページの真ん中のところへありますように、高梁をええところにするというこのこととかかわって、その中でやはり保健とか医療とか福祉サービスの充実を強調されておりますけれども、地域の市民が望んでいる、市民に直結する、例えば出ておりましたけれども、川上診療所の入院の再開、こういうことも急がれるというふうに思うんですけれども、そのことについてどのようにお考えなのか、きのう答弁もありましたけれども、もう一歩踏み込んで改めて決意のほどをお聞きいたしたいというふうに思います。 それから、3ページの下段のところに、「学園文化交流都市 高梁」をつくっていきたいと考えておりますというこの学園文化交流都市、この位置づけなんですけれども、今は非常に吉備国際大学というんですか、この大学を中心とした、もちろん一番大きいわけですけれども。しかし私は学園文化交流都市、その高梁のイメージとしては順正短期大学であり、看護学校であり、そして吉備国際大学あるいは高校で言うと市立の夜間定時制であり、昼間の宇治高校であり、私学の日新高校もありますし、こういういわゆる高等学校を含めた、小さい市ではありますけれども、そういう多様な学校を有しているということでの位置づけであるというふうに、もともとはそうであったように思うんですけれども、そのあたりでの市長の御見解をお尋ねしておきたいというふうに思います。 3点目には、高梁市政を変えるという戦略の中での問題として、4ページの下のほうに入札制度のことを書いておられます。競争原理が働き、質の高い公共工事とするために改革を行っていきますということなんですけれども、ただ競争原理だけでは本当に小さい、親方のもとで仕事されている、そういうことで言うと強いものが勝つというような、そういうことにも理解されがちにもなってくると思うんです。入札制度についてはやはり透明性という、この言葉が私は要るのではないかというふうに思うんです。それから、小規模工事等に対する契約希望者登録制度、こういうものをつくっていくとか、官工事は地元の企業というんですか、そういう業者に最優先をしていくということとか、それから分離発注、これを可能な限り進めていく、そして今私は思うんですけれども下請の際にもやはり地元業者、そういうものを優先していくという、こういうことがなければならないというふうに思いますし、公平公正な指名業者の選定基準、こういうものをやはり見直して市民に公開をする、そういうことが私は要るのではないのかというふうに思うんです。この2行の言葉なんですけれども、そのあたりではもう少し補強をしていただくべきではないかというふうに思いますが、市長の見解をお伺いいたします。 それから最後に、私は平和の問題、このことが一行も書かれていないように思います。平和という問題が非常に市政の大きな役割、こういうものも大きくあると思うんです。憲法9条はやはり世界に誇れるものですし、高梁の地域でも9条の会が結成をされて草の根の運動が起こって続けられております。市長もそれを激励される、評価をされている、このように認識をしております。非核平和都市宣言をしているわけですけれども、具体的に生かす施策、これをぜひ進めていただきたいと思います。 以上、ちょっと長くなりましたけれども、そのあたりでの市長の見解をお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) お答えをさせていただきます。 まず、意識改革といいますか、市政と市民の役割の中でございますが、これはきのうもちょっと触れさせていただきました。私が就任以来考えてきたこと、それから今回の所信の考え、そういったものは当然職員一人ひとりがそれを自覚してもらわないといけないと、このように思っとります。その中で、これもきのうお話しさせていただきましたが、今までぬるま湯の中でおればよかったものが今そういう状態ではないというのはもうみんな認識をしておると思います。そういう状態でないところでまだ一生懸命我慢に我慢して努力しようというのと、いやもうこれは我慢できんから出ていこうというのといろいろあると思いますが、そういうのに耐えてでも、この高梁市を、市民の暮らしを守っていこうという、そういう気概がない職員にはなってほしくないと思いますし、そうならないであろうというふうに私は職員を信じております。そういう意味では、いま一度意識改革というものは徹底して行う必要があろうと思っております。これまでの合併以降の4年間と比較するわけではございませんが、今までの考え方は捨てていただく、捨てて意識改革を行う中でみずからどのようにして市民の皆さんの福祉の向上のために取り組むのか、全体の奉仕者であるという考え、原点に立ち返ってもらう、これはもう一番であると思っております。それによって、次の展望も開けてくるというふうに考えておるところでございます。そういうことをすることによりまして、市民の皆さんにもそれを認めていただける、それなりに評価をいただく、そうなれば公務員はこうであるべきだなあということになるんだろうと思います。ただ、それがないのにいやあ公務員はと言われる、今現状そうではないかなあと気もいたしております。もちろん努力もしておるわけでございますが、みんながやっぱりそれをしていかないと、これから先自治体で働く者としては十分その務めを果たせていけないんじゃないかなと、こういうふうに思っています。そのためにも職員一人ひとりの努力というものは、今以上に求められるというふうに思っております。 それから、福祉の関係のことで川上診療所の件をお尋ねでございますが、これにつきましては私も今の19床のベッドがそのままでいいとは当然思っておりません。これにつきましては、これまでも幾度か旭川荘の関係の方と接触もさせていただきました。その中でのお考えというのを、これから協議をさせていただく、そういう場も設けたいと思っております。これにつきましては早急に対応について考えたいというふうにも思っておるところでございますが、これはこれまでの答弁でも申し上げておりますが、地域全体のことを考える中での配慮と、また考え方というのも出てこようかとも思っております。その辺も見据えながら、これについては進めさせていただきたいと、このように思っております。 それから、学園文化交流都市でございます。これはもうおっしゃるとおり、高梁市は学園の町ですよというのは幼稚園、小学校、中学校、高校、大学ということだという認識は私は当然持っております。そういう中で、例えば今小学校、中学校は義務教育でございますが、高校、大学についてどうするのかという中では、高校に通う子どもさんに対する制度というものも今のままでいいのかというのは検討を進めたいと思っております。どういうふうな形がいいのかというのはこれからの判断の中でございますが、これにはいろんな要素が絡んでくるというふうに思っております。子育て、高校生が子育てかというと若干ニュアンスが違うかもしれませんが、子どもを持つ家庭の支援ということであれば、そっちの方面からの検討も必要であろうと思います。これにつきましては、もう少し時間をいただき方向性を出させていただきたいというふうに思っております。 それから、入札制度のお尋ねでございますが、入札制度につきましては今後総合評価制度といったことの取り入れもさせていただこうと思っております。それから、中小の、個人でやられているそういった方々へ、いわゆる地元の方にそういった仕事をできるだけ発注をするということは、もう基本だと思っております。その辺につきまして、どういった仕組みで市の工事なり事業に入っていただくことができるかを、今検討の指示をいたしておりますので、これにつきましてはもう少しお時間をいただきたいと、このように思っております。 それから、平和の問題ということでございます。これはもう日本国民の皆さん、また全世界の皆さんが望む、平和に対する考えというのは、当然皆さん望んでおられることでございます。高梁市も非核平和都市宣言をさせていただいておるところでございますが、この平和に対する取り組みといったことにつきましては、教育、それから福祉の関係、そういったもので折を触れて議論をし、また改めて問い直す、そういった機会が必要であろうと、このようには考えておるところでございます。以上でございます。            (17番三上孝子君「賃金については」と呼ぶ) 失礼をいたしました。 公務員の賃金は、私先ほど含めた言い方をしましたけど、要するにこの賃金をもらうだけの仕事をちゃんとしていると認められるような、そういった公務員としての仕事をしないといけないだろうというふうなことを思っております。その自覚を職員にもしてもらう必要がある、それでこの高梁市においては市民の方が認められていただけるんであれば、それ相応の賃金体系ではないかというふうなことを思っておるところでございます。以上です。 ○議長(山縣喜義君) 三上孝子さん。 ◆17番(三上孝子君) 一括答弁をいただいたわけですけれども、近藤市長の中でやはり努力とか認められるということと、それから今言っておられるように仕事の面でも要はできないものは淘汰される的なそういう発言というんですか、市長はこの間まで同じ職員として働いてこられたわけですから職員の気持ち、それから高梁市の職員がどういう思いで今まで仕事をしてきたのか、そういうことっていうのは一番よくわかっておられる方だというふうに思うんです。わかっておられるがゆえに解決の方法というんですか、ひざを交えて職員としっかり話をする中で、私は市民にとって本当にいい方向が出てくるというふうに思って期待をしているわけです。ですから、自分の考えでこういうふうにすると、それでそれについていけない者はもう仕方がないというんですか、出ていってもらっても仕方がない的なそういう心、そういう思いでなくって、市民に対して優しい心を持つということと、仕事をしていくためにはやはり職員のそういう思いというんですかね、それもやはり。平々凡々といきなさいという意味じゃないんですよ。そうじゃなくって、やはり仕事に誇りを持って仕事ができるような、そういう環境をつくっていこう、みんなでやっていくんだというそこのところが私は要るというふうに思うんです。 きのうのおふろの話がありましたけれども、そういう話の中で職員の間ではいろんな解釈、とり方というんですか、激震が走ったとまでは私もそこまでは言いませんけど、その言葉というんですか、そういうもので非常に今後不安やそういう声もやはり出てきて、不安に思われているんではないかというふうな気持ちも私はしております。だから、今まででいいとは私も思っておりません。しかし、そこのところは本当に職員がどういうふうに今後していくべきか、一緒に頑張っていくべきかという勘どころはお持ちだというふうに思うんです。ですから、そのあたりではやはり福祉や教育や、そういうものに携わるところなわけですから、そういうしっかりとした心というんですか、そういうものが私はやはり必要ではないかというふうに思いました。ぜひその辺での感想というんですか、ありましたら言っていただきたいというふうに思います。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) おっしゃられることは当然でございます。ちょっと極端な、中抜きな話をしてしまったかもしれませんが、私、職員と話をしたいというふうなことは申し上げております。したがいまして、その中で職員の発想というのもいいものを持ってると私は思っております。つい数カ月前までその立場におったわけでございますので。そういったものが今十分生かし切れてないんじゃないかというジレンマを私も持っております。ですから、そういった新しい発想をする、それがもしかしたら取り入れられる、そういうことによって職員がやる気を起こす、そういういい循環を生み出したいと思っております。ただ、それはもうええわと言われるようなことであれば、それは職員としての資質はどうかなということもあるわけでございます。ですから、みんなでそういう話をお互い議論をし、お互いの意見を聞く、これがまず一番だと思っております。その中から切磋琢磨すれば、必ずや同じ一つの心になっていけるというふうなことは考えております。 ○議長(山縣喜義君) ほかにありませんか。 大森一生君。 ◆3番(大森一生君) 失礼します。 きょう、市長の所信表明に対する質疑というのがあると私は思ってなかったんですけど、これがあるということでちょっとさせていただきます。 私、一般質問でもいろいろと市長さんの所信表明に対して質問させていただいたんですけど、産業、教育、福祉の振興や行財政改革、市政の刷新ということで本当に切迫している状態で、時代の変わり目に本当に経済危機が来たという感じでございます。本当に厳しい状況の中で市長さんがリーダーシップを発揮されて、これからの市政に対して力を発揮していただきたいんですけど。 ちょっとお尋ねするんですけれど、地方自治法の第2条の第14項にたしかあったんですけど、少ない予算で住民の最大の福祉を図ることとなっているんですよ。これがしっかり明記されているんですけど、これはまさしく民間の発想というんか、市場の原理を取り入れてる考え方だと思うんですよ。民間の発想は本当に万能かといいますと、サブプライム問題や何かで市場原理主義が行き過ぎた結果がああなってしまったというのもあるんです。だから、何でも民間に任せればいいという発想じゃないのが今の現実、現状なんです。だから、市場にできないもの、民間にできないものを行政にやっていただくということで、受益と負担のバランス、これが本当にこれから大事になってくるんじゃないかと思ってます。それで、市長さんの所信表明の中に職員の意識改革というのが本当に一番に挙げられているんですけど、そういう意味で地方自治法の第2条の第14項をいま一度原点に戻って考えていただいて、本当に今市民、民間は危機感を物すごい持ってます。だから、職員の皆様方と危機感を共有できるように変えていく、もうこれが肝心だと思います。だから、もう一度公務員の原点に戻って考えていただきたいと思いますけど、その点どう思われますか。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 御質問の趣旨は通告質問でもございましたNPMの考えだろうと思います。当然のことながら、限られた少ない予算の中で最大の効果を発揮する、そして住民サービスをしていくという中では並大抵の苦労ではできないかなとも思っておりますが、所信の中でも触れさせていただきました、これからの時代、今以上にお互いが、市民の皆さんも自助、互助、公助という精神にいま一度立ち返っていただきたいと。また、我々も立ち返らないといけないという考えでおります。この自助、互助、公助という精神を見詰め直すならば、すべてを公に頼むといった、そういった発想というのはなくなってくるんだろうと思います。そういう中では、これは我々でもできるけど、ここの部分だけは公で何とかしてくれんかと、当然そういう話になってくるだろうと思います。そういう中で行政と住民の皆さんとがお互いに協力し、これからまちづくりというのができるんであろうと、このように思っておるところでございます。自助、互助の中には当然住民の方の御負担、住民負担、受益者負担といった考えも乗っかってくるわけでございます。そうした精神を大切にしながらこれから進んでいく、そういったことがこれからのまちづくりには必要であろうと、このように思っております。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 森田仲一君。 ◆1番(森田仲一君) 森田でございます。皆さんおはようございます。 初めての質問といいますか、発言をさせていただきます。 近藤市長さんにおかれましては、職員を辞しての高梁を変えにゃいけんという中でマニフェストを作成され、また今回の12月議会におきましては所信表明の中でその具体案を出され、私といたしましても本当に勇気、また英断を持ってこの高梁を変えようという気概が感じられておりますし、頑張ってほしいと思っております。 所信表明の中で、1点だけ確認をさせていただきたいというふうに思っております。 そのことは以前からの方針転換の中で、市立高等学校の今後について変更といいますか、方向転換をされております。その中で、今後の生徒数の動向や行財政改革の視点などを考慮して、当面は現状のままでいま一度検討を行い、今後の方針を出したいというふうに申されました。 市立宇治高等学校の現状なんですけども、先日も総務文教委員会のほうで先生の御意見、また学校の状況等を見させていただきました。校舎の老朽化という部分につきましては以前から言われておりまして、いろいろな財政状況等もあり、十分なことはできてないというのは認識しておるわけなんでございますが、一番には生徒数の減少が今著しい。これも私考えてみますのに、平成18年度におきまして検討委員会を立ち上げられ答申を得た中で、方針としましては旧成羽高等学校跡地へ夜間の松山高校、また昼間の宇治高校を一緒にして移転をしたのがいいのではないかという方向のもとで、平成18年もあると思いますが、平成19年の生徒募集、これは教育委員会のほうになろうと思いますけども、学校の運営方針、考え方の中でそういうものがどうしても出てくる。また、先日校長先生にもお伺いをしましたけども、今宇治高校には中学校時代いじめに遭ったとか、またその環境になじめないために不登校になったというような生徒さんが大勢おられます。そういう方の親御さん等につきましては、どうしても高校教育だけは受けさせたいという中で、そういう受け入れができる、また高校教育を全うできるような学校がないかというのは当然探されておると思うんですが、そういう市の方針転換によりまして、恐らくどうかなということで今の1年生、2年生の学校への入学数が今現在2年生が8名ですか、それから1年生は4名というふうに聞いておりますが、だんだん減ってきておると。要は、これから先の生徒数の推移を見てというのがあるんですけども、もう既に平成21年の新入学の募集については説明会等が行われておると思うんですけども、学校側として今までと同じような考え方で各中学校のほうへ募集に歩かれとるとすれば、親御さんの選択肢がさらに厳しく狭まるというふうに思うんですが、方向転換されたことによって再度そういう生徒さんが在学しとる学校のほうへ説明等を行われるんでしょうかどうか、それとあわせて冒頭申しました学校教育を受けさせる安全な学校としての最低限の修繕が可能なのかどうか、その2点をお伺いしておきます。お願いします。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 森田議員さんの御質問でございますが、宇治高校、松山高校の再編につきましては所信のところでも述べさせていただきました。 私の考えとしましては、松山高校のこれまで持っていたよさ、それから宇治高校のこれまで持っていた特色あるよさ、これがいいんです。それを私は残していきたいという考えであります。したがいまして、募集要項等につきまして、また前提として成羽高校に行くかもしれないということで入学をされた皆さん、そういった方もいらっしゃると思います。それから、検討委員会で御検討いただいた、その内容につきましてはこれからも十分尊重させていただくものもあると思います。 そこら辺を踏まえまして、改めましてこういう方針でこれからの運営を行いたいということを御説明もさせていただかないといけないと思っております。私は今以上にこの両校を育てていくという土壌の醸成といいますか、特に宇治高校にあってはこの宇治地域にあるというその存在の意義というものを改めて問い直していただく必要があり、またそれを守り育てていくといった、そういったのも必要ではないかなというか、大事なことだろうと思います。 それから、施設の改修につきましては、必要なところはこれはもう修繕をさせていただかないといかんと思います。大規模なものは確かにもうできん状態だと思っておりますが、教育に支障がある、当然そういうことがあってはなりませんので、必要なところについてはこれからも行っていきたいと、このように思っておるところでございます。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、以上で市長の所信表明に対する質疑を終わります。 ここで10分間休憩といたします。            午前10時57分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時7分 再開 ○議長(山縣喜義君) 休憩前に引き続き再開をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案質疑 ○議長(山縣喜義君) 次は、日程第2、議案質疑であります。 まず、議案第109号であります。御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第110号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第111号の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第112号の御質疑を願います。 三上孝子さん。 ◆17番(三上孝子君) 私の所管のところなんですけれども、基本的なことで市長にお尋ねをしておきたいというふうに思います。 国保に関する問題で国保税の滞納、そうした中で資格証明書のことが今大変全国的にも問題になって、子どもが病院にかかれない状況とか、そういうことの中で改めて資格証明書を発行するようにという厚労省の通達が出たりとか、いろんなことがしております。しかし、私も一般質問の最後のところで職員の評価をしたわけですけれども、資格証明書を出すことによって、もう病院へ行けれなくなる、お金を全額払わないと病院にかかれなくなるわけですから、そうした意味では結局滞納整理というんですか、そういうものにつながらない、職員と市民のそういうものを断絶してしまうことになるということで、納税相談を通じてそれぞれの実態でというんですか、分納して納めていただく、高梁市はこれまでそういうスタンスで短期の証明書の発行というのはやられてきております。後期高齢者医療制度の中でもですけれども、私は資格証明書は絶対に発行してはならないものだという、命にかかわる問題だというふうに言ってきました。近藤市長のもとで資格証明書、私は一枚たりとも発行しないという今までの高梁市の方針を貫いていただきたいというふうに思うんですけれども、そのあたりでの見解を求めておきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) ただいまの御質問でございますが、私もその方針でおります。これに関しましてはいろいろ議論はされておりますが、発行すべきではないと。それよりも別の次元で。参考までに申し上げますが、平成19年度で国保税の滞納が1億4,000万円ございます。これの滞納をどうするか。これにかかっていると思います。それはいろんな御事情があって滞納というのは出てくるというのはもう御案内のとおりでございます。ただそういう中でも、そういうコンタクトを遮断するということはかえってよくないと思っております。少しでも御理解をいただいて滞納がなくなるような努力をする、そのほうを率先してやるべきではないかと、このように思っております。 ○議長(山縣喜義君) 申し上げます。 議案に対する質疑に絞ってお願いをいたします。 ほかになければ、次は議案第113号の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第114号の質疑を願います。 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 実は私、初めてなんで経過がよくわからないんですけど、マンガ村つどいの館という館について今度普通財産にしようということであります。目的は達成されたという意味なのか、利用が少ないというような話も聞いておりますが、この点について地域の合意とか、そういうことについてはできているのでしょうか。また、内容的に少し説明いただければというふうに思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) マンガ村つどいの館を廃止する件につきまして、地元でもこの3月末をもって閉館した後におきまして、いろいろ協議してまいっております。御理解はいただいているものと理解しております。これの経過につきましては、今お尋ねのとおり利用者が少なくなってきて維持管理ができないというような状況でございます。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は議案第115号の質疑を願います。 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) これは市営住宅条例の一部を改正するということで、小物部長が丁寧に説明はしていただいたんですけれども、説明と議案を見る限りではちょっとわかりにくかったので、もう少しわかりやすく説明をいただければと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) それでは、市営住宅条例の一部を改正する条例につきまして説明をさせていただきます。 市営住宅条例でございますけども、公営住宅は、住居に困窮する低所得者に供給することで国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的としてございます。このことから、入居基準になる月額所得が20万円から15万8,000円に引き下げられ、低所得者が入りやすくされたものでございます。20万円から15万8,000円に引き下げた要因といたしましては、高齢化によって国民所得が減ってきておりまして自力で民間アパートへ入れない方が多くなったということから、15万8,000円以上の方は市営住宅に入れないという規制を設けて低所得者を入りやすくしたというものでございます。 今回改正をお願いしとりますまず5項の説明をさせていただきます。この5項におきまして本市で該当いたしますのが肉谷住宅と川南住宅に既に入居されている方でございます。今回の改正によりまして月額所得の収入区分が改正されました。これに基づきまして、今現に住宅に入っている方の家賃が変わるわけでございますけども、例えば、家賃を今3万1,000円払っとられる方が3万7,800円になられる方がおられます。こういう場合6,800円上がるわけでございますけれども、この6,800円を5年または6年かけて、6年で割りますと年1,100円ずつ上げていって、今度の料金改正の3万7,800円に改正するものでございます。 6項におきましては、既に今市営住宅に入っとられる方が、平成21年4月以降に新しく建てる市営住宅、本市におきましては今準備しております上谷の住宅でございますけれども、この住宅が今度でき上がった後に古い住宅から新しい住宅へ移られる場合、家賃につきましては古い建物は安いわけでございますけども、例えば今入っとられる市営住宅の家賃が2,400円の方が、今度できた住宅へ入った場合が2万9,700円になった場合は、毎年2,500円ずつをふやしていって11年目に2万9,700円に合わすという激変緩和処置でございます。残存期間というのが書いてございますけれども、残存期間につきましては入られる年数、入居時期に関係してそれぞれ7年から11年で調整して緩和を図るというものでございます。 7項につきましては、これは入居基準でございまして、入居者の収入区分が変わりました。これが変わることによって、今ある入居収入基準が2段階飛び上がってしまう方がおられます。そういう方につきましては、7年間かけて調整をするというものでございます。例えば、家賃が4万5,000円の方が、今度の改正によりまして5万1,200円になられる方は、6,200円上がる場合でございますけども、この6,200円を7年かけて順次上げていって7年目に新しい額の5万1,200円とするものでございます。この改正によりまして、現在入っておられます入居者のうち260戸の方が家賃が上がるようになります。ですが、今回提案させていただいておりますこの激変緩和処置を行いますので、この算定額よりか安くなるということでございます。また、この改正によりまして、逆に257戸の方の家賃が下がるということになります。また、今入っとられる方で150戸の方は変更がないというような状況でございます。 いずれにいたしましても、この表ちょっと非常に見にくいんでございますけれども、それぞれ今市営住宅へ入っとられる方が急に家賃の上がることを避けるということで、それぞれ5年から11年かけて順次調整して新しい料金にするということでございます。そういうことで、市全体におきましては家賃額は下がるということになります。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は議案第116号の御質疑を願います。 丸山茂紀君。 ◆8番(丸山茂紀君) 玉川橋の設計変更についてお尋ねいたします。 3カ月前に工事のことが出ておりました。相手方がピーエス三菱さんということでございますけれども、説明はちょっと聞いたと思うんですけれども、3カ月ほどですぐ変わるというのは、設計変更というんか、追加工事なんか、発注段階でもこういう予定は入っとったんではないかと、このように思うわけですけれども、なるべくこういうような変更がないようにきっちりとした設計を出してやってもらいたい。前にも高梁の排水工事をするときに、2度も3度も設計変更するようなことがありました。大きな工事でございます。約3,500万円ほどの増額になっておりますけれども、きっちりした設計で変更のないようにしていただかなければ、たびたびのこういうようなことがあったんではちょっとぐあいが悪いんではないかと思います。その点どうでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) この工事の変更契約についてのお尋ねについてお答えをさせていただきたいと思います。 この工事発注につきましては設計いたす時期が前年でございまして、予算は大体昨年の11月、12月から組み立てております。この工事におきましては昨今の鉄筋類等々が値上がりするという見込みは立ててございましたが、当初予算におきましては、この工事費を設計した時点で2億6,700万円と予定してございました。5月ごろから鉄筋等々が非常に上昇いたしまして、特に鉄筋類につきましては60%から上がってしまいました。したがいまして、発注時期におきましてはもう既に値段が上がってございまして、予算が足らない状況でございました。今回追加でお願いしとる部分、また鉄筋類等、お金が足らない部分は設計から外しまして、工事も急ぐ、工期も長くかかるということからできる工事を発注させていただきました。その後におきまして、他の各路線から予算を持ってきまして、もう一度設計書を組み上げまして今回の変更契約をしているものでございます。 というわけで、通常は当初予算できっちり計上できればよかったんでございますけれども、予算を組み立てる段階から発注時の9月までの間に相当な鉄筋類、材料類の値段が上がったということから、高欄とか、アスファルト工、表面防水工を外して発注し、ここで追加変更をお願いするものでございます。 なお、この設計を入札に出す前に3,100万円ほどの金額が足らないということがわかってございまして、このものを外しまして3,100万円の予算を他の路線から獲得いたしまして、これも国庫補助事業の他の路線を減額したわけでございますけれども、この部分を県とも協議した上で変更をお願いするものでございます。 なお、この工事につきましては今言う単品スライド等はやっておりません。以上です。 ○議長(山縣喜義君) 丸山茂紀君。 ◆8番(丸山茂紀君) 大体わかりましたけれども、普通の場合じゃったらその逆の場合もあるはずでございます。鋼材が7分の1になったとかというふうな話になった場合じゃったら、そのときにはしっかりもうかるし、上がるときにはこれだけ補てんしてくれというようなことじゃあ、請負業者も公共工事は絶対もうかるというのが、こういうことじゃろうと思うんです。ちょっと言葉は過ぎとるかもしれませんけれども、民間の工事は泣いてこらえるようなとこが多々あると思いますけれども、こういうようなことがやっぱり、無駄じゃあねえんですけど、工事会社に補てんをしたというようにとられても仕方がないような工事ではなかったかと思いますけれども、ちょっと言い過ぎたかもしれませんけれど、そういうような感じがしております。もうよろしいです。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 工事におきましては、途中で大幅な変動の場合は変更設計を行いますが、最後には必ず精算設計をいたしまして、減額の場合は減額をしております。ですから、精算設計をしたときに、入札金額から変動がなければそのまま払いますが、必ず精算設計というのをやっております。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 三上孝子さん。 ◆17番(三上孝子君) これに関連というんですか、この問題というのは、結局値上がりがするかもしれないからその部分だけは置いといて、それからあと確定した上でこういう設計になったというふうに、この責任というのが結局公務員攻撃なんですよ。物事がおさまってしまうというようなことになると思うんです。だから、そういう制度を許してる自治体のあり方というんですか、それがやはり私は非常に問題があるというふうに思うんです。9月の時点でそういうことが事前にわかっているのであれば、そのことを全部私は情報公開すべきだと。その上に立って、こういう変更があるとか、こういうものは本来要るけれども入っていないんだということをやはり言うべきだというふうに思うんですよ。何もかにも私は自治体の職員がその責任をかぶる必要はないと思うんです。ちょっと構えの問題として非常にあいまいなところになるのではないかというふうに思いますので、私はぜひ近藤市長にこういうふうなところこそ情報公開をきちっとしていただいて、どういうふうな状況になっているということを前もって言っていただくということが必要ではないかというふうに思うんです。市長、こういうふうなこういうやり方っていうのは私は改めるべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) これは9月の契約ということでございまして、申しわけございません、私が承知をしてなかった事業ではございますが、おっしゃることは当然でございますので今後こういうことが起こらないように、またおっしゃられましたように事前にあらかじめこうなるというお知らせをするというのは必要だと思っております。今後そのように努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は議案第117号「平成20年度高梁市一般会計補正予算(第2号)」であります。 まず、第1条歳入歳出予算の補正であります。 質問される方は、事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 まず、歳入全般についての質疑を願います。 田島肇君。 ◆12番(田島肇君) それでは、1点お伺いしたいと思います。 まず、歳入の部分で12ページの第16款財産収入についてであります。 これは説明をいただきましたけれども、この件については備中町の山光園にかかわる公有財産の売払収入ということであります。597万7,000円。この売却に至る経緯、経過を少し教えていただければと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 川上総務部長。 ◎総務部長(川上一夫君) 旧備中町におきましては、若い方々の農業に取り組む支援策ということ、定住に向けた取り組みの中で山光園という土地、建物を整備してきたところでございます。建物等も当時町が建てたものでございます。合併によりまして、このものも引き継いで現在に至っているところであります。その中で、基本的な考え方でございますけども、そのものについて将来的には入居されてる方々が買うことができるという制度を規則として設けていたところでございます。新しい建物でありますから先になるほど安くなる、初年度よりも5年先に買うほうが安くなるという状況でございますけども、現在12戸整備しとるうちの1つを入居されてる方が買い求められるということの中から、公有財産として売り払おうとするものでございます。規則にのっとったところでございます。 ○議長(山縣喜義君) 田島肇君。 ◆12番(田島肇君) それではもう一件、関連でお聞かせ願いたいと思いますけれども、12戸ある中で現在入居者が何戸あるんでしょうか、その1点をお聞かせください。 ○議長(山縣喜義君) 川上総務部長。 ◎総務部長(川上一夫君) 現在10世帯、10戸が入居されてるという状況でございます。 ○議長(山縣喜義君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は歳出であります。 歳出につきましては款ごとに質疑を行います。 まず、第1款議会費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は第2款総務費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は第3款民生費の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は第4款衛生費の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は第5款労働費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は第6款農林水産業費の質疑を願います。 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 28ページの農業振興費でございます。 負担金補助及び交付金のところで、これは県の補助事業、補助金をいただいてする事業だと思いますが、企業の農業参入モデル事業の補助金166万2,000円でございますが、当初の説明では機械器具のようなことを言われたんですけれども、具体的に県が示してる事業内容のあたりも含めて、わかりやすく説明をいただければと思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 川上議員のお尋ねの企業の農業参入モデル事業でございますけれども、これにつきましては有漢の企業の方がトラクターを購入をするということで、トラクターの購入費の3分の1の補助でございます。これは県のほうから6分の1で市が上乗せいたしまして補助するものでございます。企業が農業へ参入できるという法律に基づいて行われた第1号でございます。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 関連するわけでありますけど、農業へ企業が参入できるということでありますけど、どういう形態を想定されているんですか、企業参入という場合に。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 今まで農地が持てる方というのは資格が要りましたけれども、これが通常の企業も参入できるということになったことから、それぞれ今後もこれも進んでいくんではないかなということで、今回の例でいきますと土木関係の仕事をされてる方が農作業の受委託を受けていくというような形と聞いております。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は第7款商工費の質疑を願います。 小林重樹君。 ◆5番(小林重樹君) 第7款19節の部分の負担金補助及び交付金で観光バス運行補助金、これは吹屋へのバス運行だと思うんですが、このバス運行の今まで行われている実態について数字がわかればお聞かせいただきたいと思うのと、これが減額になってるということは今岐路に立ってるんじゃないかなというふうに危惧してるんですが、吹屋における観光事業のPRその他、そういったもので計画があれば教えていただきたい、このように思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 吹屋につきましては、需要が随分減ってきてございます。去年の場合が1年間でございますけども1,340人利用いただいておりまして、本年が11月末までで775人ということでございます。したがいまして、去年実績まではいかないんじゃないかなというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。 ◆5番(小林重樹君) 吹屋へのバスの運行なんですが、このように人数が減ってきてることに対してやみくもに運行することもどうかと思うんですが、先ほど申しましたようにいかにして吹屋をPRし、そういったもので運行をふやしていくのか、もしくはこの様子を見ながら運行を中止にするのか、それとも例えば民間団体にお願いしてレンタカー方式をとるのか、その辺の計画があれば教えていただきたい。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 御指摘のとおり今検討しております。今マイクロで運行してございますけれども、これも人数が非常に少ない場合におきましてはジャンボタクシーを利用するとかして人数増も図る計画を立てながら、これの利用をどんどん進めていける方向を模索していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は第8款土木費の質疑を願います。 三上孝子さん。 ◆17番(三上孝子君) これは要望なんですけれども、雪に関して凍結防止剤の関係なんですけれども、例えば公会堂であったりとか、それぞれの地域の拠点のところへそういうことを予想されて置いておられるわけですけれども、去年もあるお年寄りの方から困ったというお話があったんですけれども、朝降ってもうどうにもならないのに取りに行くことすらできないというふうなことを訴えられて、出るに出られないという状況が発生したことを言われたわけです。凍結防止剤には前もって振っておくというんですか、それで効果を発揮するものと、それから降ったものを溶かしていく、そういう防止剤と2つあるようにお聞きをしておりますけれども、一つは、そこは効果的な方法というのをやはり市としても考えていただきたいし、そのお年寄りの世帯などはそういう状況が去年ありましたので、ぜひことしはそういうことのないように御配慮をいただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 凍結防止剤につきましては、雪が降ったときに有効に活用できるということから、まず市民センター及び地域局へ置いとります。また、今まで道をよくわかってございますので、よく凍るであろうという場所には事前に、もう既に置いております。で、なくなったらすぐ補充するように努めております。目的が市道、農道で置かせていただいとります。ですが、お尋ねの各家から出る分につきましては、お持ち帰りいただいてる方も数多くあるやに聞いとりますので、いいとは言えませんけどそこら辺をおくみいただいて御利用いただきたいと思います。 また、塩化ナトリウムと塩化カルシウムで事前に振っとけば効く分と事前に振っても効かないものがございます。市のほうは申しわけございませんが、安いほうを買ってますんで前の晩に振られたら効果がありません。県が置いとります草色の袋につきましては、前の晩に振ったら効果があります。白い袋につきましては雪が降ったところへかけたらすぐ消えますけれども、前の晩に予防的に振るというのはできませんので、そこら辺を色分けをしながら有効に御利用いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(山縣喜義君) ほかにございませんか。 丸山茂紀君。 ◆8番(丸山茂紀君) 融雪剤のことの関連でございますけれども、私の地元の中井町では建設業者が廃業されましてなくなったわけでございます。去年まではその業者さんに融雪剤をまいていただいたり、あるいは県からの発注で県道等を、あるいは市道等を業者の方がチェーンを巻いて除雪もしていただいたんですけれども、時間がたったらよそからも来てくれるんですけれども、ことしの場合どのようにして朝早くからの除雪、登校する時間帯までに間に合うようなことができるのか、もう本当に困ってるのが現実なんです。融雪剤をまく人を頼んでいただけるのか、あるいは市の職員の人が朝5時ごろから起きてというわけにはいかんと思うんですけど、その辺の対策というのはどのようにしていただけるのか、ちょっとお伺いをしておきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 直営の除雪につきましては、グレーダーという機械を持ってる業者というのが非常に少ないので、なかなか全路線を一気にというわけにはいきません。業者の方は結構早くスタートするわけですけれども、郡部までというのは時間がかかるんだと、昼前になったらもう溶けてしもうとるようなこともあるんですけれども、そういう意味では体制は去年のままでございます。職員での配布等につきましても今までやってございませんので、この辺も御理解いただいて地元の方、関係者の方でお願いをと。特に20センチ以上降った場合は一斉に業者にお願いするわけでございますけれども、グレーダーがないところは非常に遅くなっていきます。幹線道から順次ということなので、そこら辺も御理解いただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(山縣喜義君) ほかにございませんか。 三上孝子さん。 ◆17番(三上孝子君) 先ほどの部長の答弁なんですけれど、何か聞け、悟れというふうな答弁でしたけれども、少なくとも防止剤については事前のもの、それから後からのものというんですか、それを市道、農道というんですか、そういうものに使う場合には、やはり市のほうとしても、その2種類を私は確保するするべきではないかというふうに思うわけです。それで、要はお年寄りの世帯では、こういうところで今までずっと長く住んでおられるわけですから、あしたはどうかなという危険性のある場合とかというのは、前もって家の近くに持って帰っておくとか、そういうふうなことをやってくださいと、対応をというふうなお答えかなというふうに思いましたけれども、その2種類を私は市としてもやはり備えるべきだというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 2種類ということでございますけども、これも数だけはもう必ず確保するという約束で、済んだら直ちに購入して各部署へ配ったり、また道路へも置いたりするという観点から、極力安いものでいこうというふうに努めた結果でございまして、よろしくお願いします。 ○議長(山縣喜義君) 大月健一君。 ◆18番(大月健一君) 32ページの道路新設改良費で測量設計委託料620万円ですが、ちょっと聞いたような気がするんですが、この測量設計委託料というのはどこの新設道路の測量ですか。また、この委託料というのはここの間をこれだけでやってくれということで頼まれたというようにも思うんですが、これは入札制度による測量設計の委託料かどうか、そこら辺をちょっと。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 大月議員さんの御質問の道路新設改良費の測量設計620万円でございますけども、通常は今御指摘のとおり道路改良以前に測量設計を行うものでございますけども、ここに上げております620万円につきましては、単市改良の測量設計でございます。単市改良につきましては、事業費を削減するということから事業が済んだ後に確定測量を行って分筆測量を行うものでございます。したがいまして、この620万円の内訳でございますけども、40路線で119筆の分筆測量を行って登記を行うものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は第9款消防費の質疑を願います。 倉野嗣雄君。 ◆6番(倉野嗣雄君) 消防費の消防器庫撤去工事費のことなんですけど、これが減額されとるということは撤去費しか入ってないということなんですよ。新設、移設の部分がないということでこれはどういう経緯でこうなったんでしょうか。撤去だけということですか。 ○議長(山縣喜義君) 横山消防長。 ◎消防長(横山康治君) 倉野議員さんの御質問ですが、消防器庫撤去工事費109万7,000円の補正を組んでおります。これは主要地方道高梁旭線の改修工事に伴って器庫がかかったということで、場所が有漢町の信清地区でございます。有漢方面隊の西分団の部の器庫でございます。今年度中にこの器庫の撤去をというふうなことで、県のほうから申し入れがありまして、今年度中に撤去するという経過でございます。撤去した後の器庫については、撤去後の残地に器庫としての十分なるスペースがとれないというようなことから、移転地というんですか、そういうふうなものについては分団、部というところで今後いろいろと検討して、一番ふさわしい場所に移転をしたいというふうなそれぞれの分団、部のお考えというふうなものがございました。その間につきましては、旧有漢町役場のところを仮の器庫として当面そこで対応するというようなことでございます。したがいまして、器庫のほうにつきましては今年度中に撤去をいたしますが、新年度に向けてまたふさわしい位置、それからふさわしい器庫等を検討しながら事業のほうを進めていきたいと、こういうふうな形で進めております。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は第10款教育費の質疑を願います。 丸山茂紀君。 ◆8番(丸山茂紀君) 38ページの委託料の中にアスベスト調査分析委託料というのがあるんですけども、私、学校関係でまだアスベストが残っとるとこがあるんかと驚いているわけでございますけれども、もう五、六年前に済んどんじゃないかと、このように思っとったんですけど、まだ学校教育関係施設の中にアスベスト等というもんが現存しとるわけでございますか、ちょっとお尋ねをいたします。 ○議長(山縣喜義君) 森下教育次長
    教育次長(森下薫君) 委託料のアスベスト調査分析委託料でございます。 これにつきましては社会教育施設の3カ所のアスベストの調査でございまして、学校ではございません。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は第11款災害復旧費の御質疑を願います。 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 災害復旧費の減額が多いわけでありますけれど、説明によりますと、大体災害が少なかったというような御説明であったわけですが、少なかったということになれば市内の災害、それは大体復旧がなされたというふうに解しておけばいいんでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 災害復旧のお尋ねでございますけれども、予算の大幅な減額でございまして、災害につきましては起きてはならないことでございますけども、起きたときにすぐ対応できるために予算額をたくさん確保して持っております。本年度は7件の災害がございまして、非常に少ない件数ということで、7件が一千七百数万円でできるということから減額をさせていただくものでございます。 災害復旧の基本的な考え方におきましては3年間で復旧するということでございまして、これにつきましても国から補助金が来た分からしていくということでございまして、今年は事業費が少ないということから、大半ができる予定になっております。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 災害というのは大変な影響を与えると、予定しなかったところが崩れたりするわけですから。そういう点で住民の皆さん、早い復旧がいつも望まれると思うんです。3年というような、そういうことも言われるわけですけれど、できるだけ住民の期待にこたえるように早く復旧ができることを進めていただきたいというふうに思います。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は第13款諸支出金の御質疑を願います。 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 42ページでございます。 地域活性化事業推進費ということで工事請負費でございますが、これは朝霧温泉「ゆ・ら・ら」の泉源劣化の工事であるという説明がございました。泉源が劣化するのは年数がたてば劣化するのか、今まで泉源の劣化の工事は多分されたことがない、管路等の部分ではかなり大規模な修繕工事はされてると思いますけれども、その辺の説明をしていただきたいと。 あと、諸支出金の中にもうずっと朝霧温泉「ゆ・ら・ら」のプロジェクトの部分が入っている。これはもう今は商工観光課が担当課でしてるわけですから、商工費の中に入れれないもんか、その辺も含めて教えていただきたい。 あと、朝霧温泉は指定管理でしておりますけれども、修繕費については100万円以上の修繕については市が全部やるんだと、覚書にはそういうふうに書いてあるのか、それとも話し合いで修繕費は市で持つのか朝霧温泉で持つのかというふうに決められているのか、その辺についてちょっとわからない部分がありますので、御答弁願います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 川上議員さんのお尋ねでございますけども、泉源劣化工事といいますのが、泉源は非常に深いとこから掘り上げてございまして、年数がたってきたことから土が徐々に入っていって詰まってきとるということでございます。また、その周りから井戸へ水が入る部分が目詰まりをしたということで、水も井戸へ入りにくなってきたということから、初めてこの工事を行うものでございます。 それから、施設の維持管理に関することでございますけども、協定書によりますと維持管理につきましてはすべて「ゆ・ら・ら」さんにお願いするというふうになっておりまして、施設の増改築等の整備に係る経費につきましては協議しましょうということになってございますが、今までの経過からいきますと30万円以上は協議して行っております。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 指定管理に出されている施設によっては、すべて市が整備費を出しているところもあれば、こういう「ゆ・ら・ら」のように、30万円ですか、これは協定書に書いてあるんですかね、そういうふうなところもあるということでございます。今までに大体どれぐらいの修繕費をかけられましたか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 協定書に金額は明示してございません。目安として30万円ぐらいで協議しているということでございます。 もう一点の今までかかった費用というのは済いません、ちょっと今資料がないんで、あとで報告させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(山縣喜義君) 三上孝子さん。 ◆17番(三上孝子君) 関連をして、泉源劣化ということの原因はこういうことでということですけど、現在では源泉というんですか、その温泉といわれる湯がパーセントというんですか、どれぐらいを占めてるのかと。それが少なくなったから工事をしてもう少し確保できるように直していこうということなんですけれども、もともと何割あって、それが現在どれぐらいに落ちているからこういうことをしなければならないというふうな数字的なことも私は明らかにならなければならないというふうに思うんです。温泉と名のつくわけですから、その辺のところがどのような状況になっているのか。今すぐ資料がなかったらぜひ私はそれを公開していただきたいというんですか、答弁を求めておきたいというふうに思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 後でお示しさせていただきます。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は第2条債務負担行為の補正の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は第3条地方債の補正の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、以上で議案第117号の質疑を終わります。 午後1時まで休憩といたします。            午前11時58分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時0分 再開 ○議長(山縣喜義君) 休憩前に引き続き再開をいたします。 次は、議案第118号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第119号の御質疑を願います。 田中広二君。 ◆15番(田中広二君) 議案第119号でありますが、主たるところは委託料の減額について考え方をお聞かせをいただきたいと思います。 まず、この減額をめぐっては11月29日のプレスで「改築撤回で予算を減額」というふうな見出しで出ました。そのことによって、早々と改築がもうなくなったと、したがって予算が減額されるんでしょと、こういうふうに市民の皆さんは御判断されたようでありました。その前には交付税減額で高梁の財源見通し等も出ましたから、金がなくなるということとあわせてうまく記事がつながっていったのかなと。そうして市長の所信表明の中で書かれておる記事を見ますと続々と既存の路線を変更されていくと、こういう記事へとつながっていったわけでありますが、それはそれとして今回の答弁を含めて、現在の施設に対して耐震診断をやります、そうしてその結果をもって改築かあるいはリフォームかを検討したい、このように答弁をなされております。これは改築をめぐっての論議でありますが、耐震診断となると現状での安全確認という点も実は付加をされた考えが出てまいります。それとあわせて、この施設に対する耐震診断の結果によって検討内容が変わるとなりますと、市長がおっしゃるには検討委員会は新たな人選をして、そうして検討をするという運びになってまいりますが、減額される予算というのは本年の当初予算でこれは実は可決をされていたものであります。そうなってきますと、既存の路線が変更になることとあわせて、もう市民の率直な気持ちは、市長が変わりゃあ何でも変わるんかというふうな考えも実は発生をしているというふうに思います。 そういう中で、方向性が変わったというのはもう私はあえては申しませんが、当初予算で盛られておるこの予算減額について、当時の議会で可決をしたわけでありますから、行政の継続性というものをかんがみたときに、この方向転換について市民の合意がしっかり得られておるのかと、実はそういう思いがいたします。 そこで、この減額措置については、耐震診断をやるということでありますが、私は率直に申し上げて測量調査の委託料については、これは実行される、執行されるべきではないかという思いも実はいたします。そこで問題は、予算は減額されましたし、財源についても財源措置がされておるわけでありますから、この年度内に耐震診断を実施をされるおつもりはないか、その点をまずお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 成羽病院の改築問題につきましては、私の公約といたしまして成羽病院については必要性は十分認識をしておる、その中で見直しをいま一度かけさせていただくということでこの2期目の市政を担わせていただいておるというふうに思っております。したがいまして、ここで減額をさせていただきますものにつきましては、これまでありました改築の計画については一たんここでおろさせていただき、改めて見直しをさせていただくという意思でございまして、耐震診断につきましては、新年度当初予算の計上を考えさせていただいております。この補正では一たんおろさせていただきますが、耐震診断を早急にさせていただくという意思に変わりはございません。 予算計上のタイミングといたしまして、当初予算という考えにさせていただきましたのは、耐震診断の期間といったこともまだ確定もさせていただいておりません。そういったこともございますので、新年度予算で計上させていただき、早々に取りかからせていただきたいということも考えたところでございますので、御理解をいただきたいと、このように思っとります。 ○議長(山縣喜義君) 田中広二君。 ◆15番(田中広二君) 耐震診断は2面性を持った話になりますから、そういうお答えが出ると思いますが、現在入院をしておる、病院の中で従事をしておる、そういう人たちがいるわけでありますから、耐震診断となりますと学校なり病院なり、そういう公共の施設としても安全、あるいは避難をする場所として優遇をするべきであろう。そういう意味では今現行の入院患者、内部にいる人たちが地震によっての危機はないのか、そういう不安を払拭するための耐震診断として、これは猶予はあってはならんと思いますが、その点はどうですか。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 済いません。もちろん当然なことと思っておりますが、逆に言いますと今までなされてなかったというのも私にとっては不思議なことでございまして、当然なされておるべきであろうというふうなことを思っておりました。ですが、なされてないということでございますので、改めてこの構造について診断をさせていただき、その結果、学校等でも一緒でございますが、改築という方向も出るわけでございます。これは当然安全・安心のために行うものでございます。そのような認識でおりますので、必ずこれは行わさせていただき、改築もしくは改修、そういった方向等についての資料、土台とさせていただきたいと思っております。 ○議長(山縣喜義君) 田中広二君。 ◆15番(田中広二君) そういうお気持ちでしたら、今までしてないのが悪いということになりますと早くこういうことは速やかにおやりになることが先決であろうと。そういう意味では通常の維持管理の範疇として、病院の持っておる維持管理経費の中でも耐震診断というのは速やかに手がつけれると、こう思いますから、この予算の減額とは別に、そういう耐震診断の取り組みが速やかにされるということは、年度内、年度をまたぐにしても速やかにおやりになることは間違いないでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 可能な限り早急にはやりたいと思っておりますが、予算の組み方といいますか、その中で正式にお示しをしたほうがいいということで当初予算ということを思っておるところではございます。これにつきましては、予算が組めましたならばできるだけ早急に取り組ませていただきたいと、このように思っております。よろしくお願いをいたします。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は議案第120号の御質疑を願います。 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) これは介護保険事業で、今回1億3,207万2,000円減額されておりますけれども、この減額についてどうこうということではございません。介護保険事業に関連してお尋ねをしたいと思います。 今市民の皆様が心配されてるのは、来年の高梁市の介護保険料がどうなるのかということでございます。厚生労働省が全国の自治体を通じまして調査をされているようでありますけれども、第3期の介護保険料の全国の加重平均が約4,090円、これが現在です。これが来年度は4,270円になるだろうと推計をされているそうであります。この数字は国の例の特別対策の1,200億円、これを盛り込んだ数字であるそうでございまして、ですからそれがもしなければもっと現状は厳しいんであろうということでございます。ただし、保険料を据え置き、または引き下げる予定の市町村が全国では調査した段階では3分の1あるという事実も厚労省のほうへ報告されているそうであります。全国では市町村が抱えてます介護保険事業の準備金が約3,800億円あるそうでございますけれども、報酬の改定や、そういう国の特別対策を度外視しても、自然増のみというのを考えますと、本当は保険料の引き上げをしなきゃいけないんだけど、この準備金をそれぞれの自治体が取り崩して抑えるというふうなことを考えている市町村も3分の1あるということだそうでございます。 これから第4期の介護保険財政運営を考えながら、本市でも準備金がございますけれども、国の特別対策の1,200億円の配分を見込まれるんかどうかは別にして、来年度の保険料の改定作業が進められると思うんですけれども、市民生活部長に確認したら市民生活委員会には今の進みぐあいといいますか、来年の介護保険料がどうなるのかという推移なんかは説明されると聞いとりますが、私は総務文教委員会でございますので、そういった情報が3月議会の来年度予算のときにばっと出てくるんじゃ困りますので、できましたらその前の段階で、そういう説明か資料をいただきたいと思いますけれども、現在わかる範囲で来年度の保険料の改定作業、どのような見込みなのか、今現在の状況もかんがみてお示しをいただければお答えいただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 小見山市民生活部長。 ◎市民生活部長(小見山寛君) 介護保険の関係なんですけど、御承知のとおり国のほうで介護報酬の改定が行われると。介護報酬のほうは3%程度は引き上げるということが決まっておるようでございますけど、ただ財源の取り扱いというものが国のほうでもまだ、幾らかは国がするように聞いとるんですけど、全体的に3年間をすべてその部分を持っていただけるのかどうか、まだ不透明な部分もはっきり言ってございます。 それから、私ほうの問題といたしまして先般もお話しがございましたけど、老人ホーム等々の施設の待機者がたくさんおられるということで、それらの解消部分も若干組んでいかなくてはいけないというような特殊な計画もございます。これらを本当にどの程度組んでいけばいいのか今まだ迷っておる段階でございます。ただ、今さっき言われましたとおり3億5,600万円ほど基金のほうもございます。この取り扱いについても、本当にどうしていったらいいのかなあということを今迷っておるところでございます。ただ、すべての計画を合わせていきますと、基金を全額投入しても若干の上昇はやむを得ないであろうと思ってございます。現行、平均で3,600円お願いしてございますけど、全体の事業量を見ますと多少の引き上げもやむを得ないのかなと思っておるとこでございます。ただ、今後国の取り扱い等々によって、この辺も多少変わってくるんじゃなかろうかなと思っておるところでございます。以上です。 ○議長(山縣喜義君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) ですから、3億5,600万円基金をつぎ込んでも値上げはやむを得ないということであれば、途中で状況というか、3月議会に出る前に市民生活委員会の委員さんだけじゃなくてほかの議員にも示していただかないと。やっぱり3月議会は予算について議論するわけですから、その辺は示していただけますか。 ○議長(山縣喜義君) 小見山市民生活部長。 ◎市民生活部長(小見山寛君) 時期はちょっとはっきり言いかねるんですけど、また全員協議会等々をお願いして、その計画書等につきましてお示ししていきたいと思っておるとこです。以上です。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は議案第121号の御質疑をお願いいたします。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第122号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第123号の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第124号の質疑を願います。 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 農業振興施設事業の特別会計でありますが、私ちょっと初めて出てきたもんで、この事業の内容というのが十分つかめておりませんので、少し内容を聞かせていただきたいというふうに思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 会計の内容についてのお尋ねでございますが、この予算につきましては川上町の農業振興センターというところの運営と、もう一点は川上モデル農場といいまして世界のぶどう園、ブドウを販売してる事業でございます。ちなみにこの事業におきましては、世界のぶどう園を利用いたしまして世界のいろんなブドウを食べていただいて、またここで販売をしているものでございます。ちなみに平成20年度の入場者数は4,362人でございまして、総売り上げで今1,640万円ほどの事業を展開しているところでございます。以上でございます。 ○議長(山縣喜義君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 農業振興施設事業特別会計、この予算について、今回の補正がどうこうということじゃございませんけれども、以前も申し上げましたとおり、以前は堆肥センターの事業が一緒になっておりまして、旧川上町では特別会計として扱っておりましたけれども、もう堆肥センターが離れての農業振興施設ですから、先ほどぶどう園のことを言われましたが、私はこれはもう特別会計にするのじゃなくて一般会計に組み入れていったほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、その辺についてどのような見通しであるのか、答えられれば答えていただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 各種施設の指定管理の問題もあるわけでございますけれども、川上議員さんのお申し入れのとおり、一般会計への組み替え等も全体的な中で検討を加えていきたいと、考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。 ◆5番(小林重樹君) 先ほど言われました世界のぶどう園のことでございますが、世界のぶどう園の中に氷温技術をと、非常にいいものを取り組んでおられるということで、氷温技術を利用したブドウの出荷というものを考えておるということを伺ったことがあるんですけれども、最近お歳暮商品なんかで氷温技術を利用した、例えばピオーネとかの受注というのが目に入ってきてると思うんですけれど、こういったものもこのぶどう園から発信してるんですか、その辺をちょっとお聞かせいただければと思います。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 今販売を言いましたが、さらにいいものを、暮れの高いときに売れるということで、貯蔵庫に入れて保管して出荷を待っている状況でございます。また、これにつきましてはオーロラブラックとか、シャインマスカット等を約2カ月間貯蔵庫で保管いたしまして、値段が上がった時期に販売するというような取り組みをしております。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は議案第125号の質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第126号の質疑を願います。 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 公共下水道の関係ですけど、今回は一般会計からの繰入金は減額となっておりますけれど、3億8,200万円ぐらいな繰入金になっておるわけでございます。私は一般質問でも合併浄化槽との関連をお聞きしておったわけでありますけれど、将来の維持管理について、こういうことになってくるということになれば合併浄化槽のほうが相当市の負担は少なくて済むんではないかと。環境上の問題、合併浄化槽と公共下水道とは大きな違いがあることは承知するわけでありますけれども、山間地における浄化槽の考え、これについて私は合併浄化槽についてもやはり市が管理する方向、そういう形での導入を計画されるということがこういう下水道の関係から見て必要なんじゃないかというように判断するんですが、いかがでしょうか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 下水道に関連いたしまして市町村型の合併浄化槽のお尋ねでございますけれども、これにつきましては個人負担に随分差異があるわけでございますけれども、市といたしまして現在全体的な整備計画を検討していく中におきまして、現時点では今の都市計画区域内は下水道で進めていくという方針を持っておりまして、その他の区域につきましては今見直しをしながら個人型の合併浄化槽をお願いするという形になろうかと思います。いずれにいたしましても、地球環境を守る上から下水道施設は非常に大切なものであるということから、皆様方の御協力をいただきながら早期な合併浄化槽及び下水道、それから既にもう単独槽等もされとりますけれども、これらの普及を進めていきたいというふうに考えておるところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山縣喜義君) 難波英夫君。 ◆21番(難波英夫君) 下水の処理について十分な検討をいただいて計画を進めていただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、次は議案第127号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山縣喜義君) 別になければ、次は議案第128号の質疑を願います。 田中広二君。 ◆15番(田中広二君) 議案第128号でありますが、部長の説明の中に一部、平成19年度の川北住宅跡地の造成については繰越明許をして測量委託だけはやりましたと。しかし、この造成については需要がないということが第一の理由であるかのように説明がありました。ただ、この川北住宅跡地について実際宅地分譲としてやっていくということに障害になる要素、要件を何かお聞きになっとるかどうかをお聞かせ願いたい。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 分譲をするに至りまして、分譲予定地の中に地元の持っとられる集会所がございます。また、市道のカーブのところが狭いということがございまして、ここらの問題もあわせて検討しておりました。これにつきましては、計画区域から外しまして集会所と道路の用地は確保させていただくというような考えのもと行っております。分譲地につきましては中止といたしますが、他の事業については地元との話し合いの中で進めていきたいと、このように考えておりますのでよろしくお願いします。 ○議長(山縣喜義君) 田中広二君。 ◆15番(田中広二君) 分譲地としては今後一切考えないということですか。 ○議長(山縣喜義君) 小物産業経済部長。 ◎産業経済部長(小物義明君) 前回もちょっと説明させていただきましたが、近隣に今、市の分譲地が1カ所の中へ2区画ございます。また、その近隣に民間での分譲地が2カ所16区画がございます。この土地等の売れ行きの状況を見ながら考えていきたいというふうに考えております。ただ、それまでの間どうするんかということになりますと、駐車場がいいんか、何がいいんかよくわからないんですけども、分譲するまでは有効活用を考えていかないけんというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(山縣喜義君) 田中広二君。 ◆15番(田中広二君) はっきり言っておきましょう。ここを分譲して個人所有の土地になった場合に、そこを掘るとか、井戸を掘るとかした場合によからぬ問題が包含をされておる、そういうことも御承知おきをいただいて、今後の検討をされるべきであろうと、そういう思いから申し上げておきますので、後についてはしっかりと検証していただきたい。 ○議長(山縣喜義君) ほかになければ、以上で議案質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 請願の上程 ○議長(山縣喜義君) 次は、日程第3、請願の上程であります。 まず、請願第13号「有害鳥獣から農作物を守る対策強化を求める請願」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いいたします。 難波英夫君。            〔21番 難波英夫君 登壇〕 ◆21番(難波英夫君) それでは、ただいま上程いただきました請願について補足説明をさせていただきます。 「有害鳥獣から農作物を守る対策強化を求める請願」でございますが、請願者は有漢町の常山朝市場百姓グループの代表者であります藤本力さんであります。紹介議員は私、難波英夫と倉野嗣雄、三上孝子両議員でございます。 この有害鳥獣の問題につきましては、今期の定例会の中でも一般質問などでたくさん質問されておりますように、農家にとって大変な状況であります。そういう中で、この請願が出されております。 私はちょっとこの請願文の内容を紹介しておきたいと思うんですが、農業を取り巻く環境は生産資材の高騰や販売価格の低迷で厳しさが増大しています。その中でも農家は国民食料供給に懸命に働いています。しかし、農作物の収穫を前にして有害鳥獣被害に遭うと、減収は大きく生産農家は大きなショックを受け、生産意欲を失います。特にイノシシなどは2年から3年放置しておきますと、相当数の繁殖があって被害の増大が心配されます。そういったことで市当局の対策に対する強化を求めておるわけであります。 1つには、防護さくの補助対象基準の緩和をすること。2つには、狩猟者たちが進んで捕獲に当たれるように、捕獲奨励金を増額すること。3つは、猟犬の購入や育成への助成を図ること。4つには、わなの免許など、狩猟免許の取得を促進するなど、新たな被害対策の担い手の育成を図ること。5つには、捕獲鳥獣の処理加工施設の整備などして、肉など地域資源としての活用促進を図ることという内容になっております。 議員の皆さんの御論議の中でぜひとも採択をお願いをして、私の説明といたします。 ○議長(山縣喜義君) 次は、請願第14号「国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し、地域医療国立病院の充実を求める請願書」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いをいたします。 難波英夫君。            〔21番 難波英夫君 登壇〕 ◆21番(難波英夫君) 続いて、私のほうから「国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し、地域医療国立病院の充実を求める請願書」の補足説明をさせていただきます。 この請願は全日本国立医療労働組合岡山病院支部の支部長越智吉樹さんから出されておりまして、紹介議員として難波英夫、そして三上孝子議員にお願いしております。 この内容につきましては、そこに趣旨がありますので朗読したいと思います。 岡山市内にある独立行政法人国立病院機構岡山医療センターは、がん、脳卒中、心疾患、小児、また周産期医療など、高度医療の実施とともに地域医療においても重要な役割を果たしております。しかし、政府はすべての独立行政法人を廃止、民営化、民間委託の対象として全面的に見直す、こういう計画を閣議決定をしておりまして、国立病院においても廃止、民営化を含む新たな再編の危機が強まっています。 国民の医療の現状は、患者負担増、療養病床の大幅削滅、また医師、看護師不足による診療科、病院の閉鎖、全国220カ所を越える公的病院の廃止、休止などによって地域医療が崩壊しかねない状態にあり、必要な医療を受けることができない医療難民、介護難民が広がっております。医師、看護師の配置についても、日本は欧米諸国の数分の一と極めて少なく、第166回通常国会参議院において、医師、看護師の増員を求める請願が全会一致で採択されているところであります。 今求められているのは国立病院の廃止、民営化でなく、いつでもどこでもだれもが安心して医療を受けられるように、憲法25条に基づいて設置された国立病院地域医療においてもしっかり役割を果たしていくことであります。2008年4月から4疾患(がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿)5事業(救急、災害、へき地、周産期、小児)の医療連携体制を含む新たな都道府県医療計画がスタートして岡山医療センターを地域の医療提供体制に位置づけ地域医療の充実を図ることが求められております。地域医療国立病院の充実について、下記について国に意見書を上げていただくように請願をされておるわけであります。 ぜひこの趣旨に御賛同いただきまして、採択をお願いするところであります。よろしくお願いいたします。 ○議長(山縣喜義君) 次は、請願第15号「介護保険制度の見直しと改善を求める請願書」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いをいたします。 難波英夫君。            〔21番 難波英夫君 登壇〕 ◆21番(難波英夫君) 続きまして、「介護保険制度の見直しと改善を求める請願書」の補足説明をさせていただきます。 この請願は、岡山県社会保障推進協議会の会長岩間一雄さんが代表で出されております。紹介議員は私、難波英夫三上孝子議員であります。 請願の趣旨につきましては、高齢者の人権を守り、安心の介護の提供に向けた日ごろの御奮闘に敬意を表します。介護、福祉の充実は安心した老後を送りたいという地域の方々の心からの願いです。しかし、今、地域の介護は崩壊危機に瀕しています。この間、施設における部屋代、食事代の自己負担など、高齢者にとって耐えがたい重い費用負担が実施されました。また、新たな認定基準の導入でさまざまなサービス利用制限など、介護の取り上げが強行されました。その上、相次ぐ介護報酬の引き下げで経営難、人材難に拍車がかかり、介護の必要な方は地域にあふれているのにサービスの担い手がいなくなり、献身的な事業者、従事者に重荷がかかってきております。これ以上のしわ寄せは、事業者や従業員にとって限界です。だれもが必要な介護サービスを利用できる介護の社会化、その実現と、それを支える介護職員が専門性を高め、生き生きと働き続けられる環境整備は急務です。国に対して介護保険制度の見直しと改善を求める意見書を下記の内容で上げていただくことを請願します。記として3点ほど上げられております。 どうか皆さんの御論議をいただいて、採択をしていただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山縣喜義君) 次は、請願第16号「ミニマムアクセス米の輸入中止を求める請願書」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いをいたします。 三上孝子さん。            〔17番 三上孝子君 登壇〕 ◆17番(三上孝子君) 紹介議員として補足説明をさせていただきます。 「ミニマムアクセス米の輸入中止を求める請願書」。請願者は、高梁市津川町今津850-1、岡山県農民運動連合会備北ブロック会長長谷川卓夫さんです。紹介議員は難波英夫議員と私、三上でございます。 請願趣旨でございますけれども、中段にありますように根本問題はというところですけれども、1993年から1995年にかけてWTOの農業協定でコメの輸入自由化が受け入れられたわけです。しかも、政府は輸入義務でもないミニマムアクセス米を輸入義務だと主張してきたところです。そして、そうしたもとで毎年77万トンもの外米を輸入し続けているわけです。一方では、国内の農家にはいまだ減反を押しつけている、こういう状況でございます。日本の農業と食料に深刻な危機を生み出していると言わなければなりません。 皆さん、例えば韓国などではこのミニマムアクセス米に対する態度として、その年のコメの出来高によって輸入調整をしている現状です。また、昨年の2月にアフリカで行われました食糧主権国際フォーラム、これでは世界の人口の2%しかない日本が貿易に回る食料の10%を輸入している、こういうことは許されない、このような発言も出ているところでございます。請願項目にありますミニマムアクセス米の輸入を即時申止すること、このことでございます。 議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(山縣喜義君) 次は、請願第17号「消費税の増税反対に関する請願」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いをいたします。 三上孝子さん。            〔17番 三上孝子君 登壇〕 ◆17番(三上孝子君) 引き続いてよろしくお願いをいたします。 「消費税の増税反対に関する請願」です。請願団体は総社民主商工会、代表者名は会長藤森深さんでございます。所在地については、総社市中央2-10-13でございます。紹介議員は私、三上と難波英夫議員でございます。 皆さん既に御承知のように、国において定額給付金と抱き合わせで消費税増税の議論が再燃され、麻生首相は3年後に増税をする、このことを公言をしてきているところでございます。消費税については、増税されることによって国民の消費が落ち込み、地域経済は一層悪くなってまいります。御承知のように消費税は大金持ちには負担が軽く、所得の低い者ほど重くなる最悪の逆進的な税制です。増税が格差と貧困、こうしたものを一層ひどくしていく、このことは明らかでございます。よって、請願項目にあります消費税の増税に反対する議会決議を政府に送付していただきたい、この請願事項でございます。 議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いを申し上げまして、紹介議員の補足説明にかえさせていただきます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 委員会付託 ○議長(山縣喜義君) 次は、日程第4、委員会付託であります。 議案第109号から議案第128号及び請願第13号から請願第17号につきましては、お手元に配付いたしております付託一覧表のとおり、各常任委員会へ付託いたします。 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は19日、委員会付託案件の上程、委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決、追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託、討論、採決等を予定いたしております。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。            午後1時45分 散会...